世界のグローバル化により激化する競争で勝ち続けるためには、変化の波を捉えた組織運営と営業活動が不可欠です。ここタイでは、Thailand4.0という政策が打ち出され、これから訪れる事業環境の劇的な変化に対応していかなければなりません。しかし、現地経営を担うべきタイ人マネジャーたちは「指示待ちで、主体的な行動や自律的な問題解決ができない」など、組織運営や改革は思うように進まないのが現状です。本講演では、タイ・中国・日本の文化と、政策や経済の動向を比較しながら、登壇者それぞれの経験・知見や、各国の事例を共有しつつ、今後の在タイ日系企業の組織の在り方や人材育成について語ります。
タイ出身。チュラロンコーン大学サシン経営大学院および一橋大学経済学部卒業。タイのコングロマリットであるCPグループやBMCL(バンコクメトロ)、Q.House、ヤオハンなどにおいて、経営幹部として経営戦略の策定や事業投資プロジェクトの推進に携わる。1999年にUBCL CO., LTD.を設立後は、在タイ日系企業およびタイ企業の経営コンサルティングや人材育成、日本企業のタイ進出のサポートを行っている。人材育成の領域においては、タマサート大学やマヒドン大学大学院で講師(非常勤)を務める一方、企業内研修の講師として戦略策定やマーケティング、CRM、オペレーション・マネジメント、問題解決などのコースを教えている。また、エグゼクティブ層を対象としたビジネスコーチとしての実績も多い。企業経営、人材育成以外の分野においても、ピーター・ドラッカーの経営書のタイ語版の翻訳や、講演会でのゲストスピーカーを務めるなど、幅広い分野で活躍している。
上海出身。国際基督教大学行政学博士課程修了。異文化関係とコミュニケーション学を専攻。アジアのコミュニケーション研究に関しては、地域の歴史的、思想的背景を深く掘り下げ、独自の視点で今起きている問題に鋭い分析を行う。日系企業内部のコミュニケーション問題には、自ら行ったフィールドワークに加え、多数のケースを分析して説得力の強い解決策を提示する。確かな理論に裏打ちされた現場重視のアプローチは、顧客から常に高い支持を集めている。
関西大学経済学部卒業。米国3M社の日本法人である住友スリーエム(現スリーエムジャパン)にて工業用素材やパーソナルケア製品のセールス、新規市場開拓およびマーケティング業務に従事。その後、コーポレートスタッフ部門に異動し、グローバルなマーケティング能力強化プログラムの日本への導入とカリキュラムの最適化を担当した。当社に入社後は、マネジメント人材育成研修や公開型の技術経営人材育成プログラムであるCICOM-ISL、ビジネス英語研修の企画と営業に携わり、現在は国内における人材のグローバル化施策の支援と、タイを中心とした日系企業の海外拠点における人材育成をサポートすることを中心に活動している。
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