- 西田 忠康サイコム・ブレインズ株式会社 代表取締役社長

研修などの育成施策をタレントマネジメントの要素としてとらえた場合、研修の内容を考える以前に対象者、つまり「誰に研修を施すべきか」を考えることが重要です。そして対象者の選抜にあたっては、客観的で信頼性の高いアセスメントの活用が有効です。今回はDiSC®など様々なアセスメントを提供するHRDグループの韮原光雄代表にお話をお聞きしながら、タレントマネジメントにおいて日本の組織が抱える課題について考えていきいます。
対談
2016.06.27
研修などの育成施策をタレントマネジメントの要素としてとらえた場合、研修の内容を考える以前に対象者、つまり「誰に研修を施すべきか」を考えることが重要です。そして対象者の選抜にあたっては、客観的で信頼性の高いアセスメントの活用が有効です。今回はDiSC®など様々なアセスメントを提供するHRDグループの韮原光雄代表にお話をお聞きしながら、タレントマネジメントにおいて日本の組織が抱える課題について考えていきいます。
今回の対談では、ProfileXT®の日本導入の話をきっかけに、タレントマネジメントにおける日本固有の課題や、人材を「個」として見ることの重要性をご理解いただいたと思います。次回以降は、実際に企業内でタレントマネジメントに取り組む方々のお話をお聞きする予定です。お楽しみに。
西田 忠康Tadayasu Nishidaサイコム・ブレインズ株式会社
ファウンダー 代表取締役社長
早稲田大学政治経済学部卒業、マサチューセッツ工科大学(MIT) スローン経営大学院経営学修士。
1985年、NTTに民営化1期生として入社。資金調達、IR、海外事業投資に携わる。1996年、自らのMBA留学での実体験を基に、膨大な費用と時間を費やさずに社会人がMBAの内容を学べる仕組みを作りたいという思いからサイコム・インターナショナル(現サイコム・ブレインズ)を設立。ハーバードのケースを英語で議論するスクールの開校を皮切りに、2003年にはMITスローン経営大学院と共同で技術系経営リーダー育成のためのMOTプログラムを創設。その後、アジア事業の中核人材育成のための事業拠点及び指導者のネットワーク作りに努力し、タイとインドネシアでは有力ビジネススクールとも提携。起業して20年を経過し、従来のグローバルな事業軸に加えて、ICTや教育ビッグデータの活用による企業教育の変革や、ダイバシティ・マネジメント支援等、人と組織に新たな成長空間を創るべく事業を展開。2019年1月 日本MIT会の会長に就任。訳書にデボラ・アンコナ教授他著『分散型リーダーシップの実践 Xチーム』(ファーストプレス)。地理への興味に由来する旅行好きで仕事とプライベートを合わせれば40カ国以上を訪問。