日本企業の海外拠点における人材育成、ナショナルスタッフに対する教育投資は年々増え続けています。特に幹部候補者については、コンピテンシーをグローバルで統一する、あるいは日本人と同様の教育機会を与えるなど、能力・スキルの標準化が進められています。
一方、ミドルマネージャーの課題や育成ニーズについてお聞きする機会は、日本人の同階層と比べて少ないのが現状です。成長戦略の基盤が海外市場にあり、戦略実行のキーパーソンが各国のミドル層であるにもかかわらず、この現状は奇異に思えます。「戦略を実行できる社員を各国で育てているか(能力の問題)」「各国の社員が主体的に目標を達成しようとしているか(やる気の問題)」といった本質的な問題について、あらためて考える必要があるのではないでしょうか。
このセミナーは、人事畑の経営幹部として戦略・ビジョンのグローバルな共有と実行加速をリードしてきた八木洋介氏、日置政克氏をお迎えし、「日本企業が世界で勝つために、人事として何をするべきか?」について考えます。
八木 洋介Yosuke Yagi株式会社people first 代表取締役/
サイコム・ブレインズ株式会社 顧問
京都大学経済学部卒業、MITスローン経営大学院にてMS取得。1980年 日本鋼管 (現JFEスチール株式会社)入社。1996年 National Steel CorporationにCEO補佐として出向。1999年 GE横河メディカルシステム入社。GE Medical Systems Asia、GE Money Asia、GE Japanにて人事責任者を担当し、2002年 日本ゼネラル・エレクトリック取締役に就任。2012年 住生活グループ (現 LIXILグループ) 執行役副社長に就任 (人事・総務担当)。2017年にpeople firstを設立。経済同友会幹事 雇用・労働市場委員会副委員長。著書に「戦略人事のビジョン」。
日置 政克Masakatsu Hiokiコマツ 顧問 (元常務執行役員)
東京大学法学部卒業後、小松製作所入社。本社人事部人事課、人事企画課など人事畑でキャリアを積む。1986年Komatsu UKの設立に伴い英国に2年駐在。1988年米国ドレッサー社とジョイントベンチャー設立プロジェクトに参画、同社人事ディレクターとして勤務。経営企画室渉外グループ主査、コーポレートカルチャー部長、広報・IR部長を経て、2003年人事部長。2004年執行役員。2008年常務執行役員。2012年7月より顧問就任。
カンファレンスフロア5A
東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル5F
※お申込み多数により、会場を変更させていただきました。
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担当:宮下/Debby Li